結婚？仕事？
～From 開運コラム～
近頃は、商売繁盛や独立起業、○○のプロとして成功したい！、収入を増やしたい！…というご相談が増えました。女性の社会進出が珍しく無くなったとはいえ、女性が最前線で活躍するには、まだまだ難しい世の中であると実感しています。女性は真剣に働こうとすればする程、仕事（業務）以外のことで逆境や気疲れが生じます。男性同様に風を切れば「女の癖に…」「怖い女…」と足を引っ張られ、女性の部分を残したままでは「女は仕事を舐めている…」と相手にされなくなります。しかも、これは男性陣からだけでなく、同性である女性達からも同様の批判を受けるのですから大変ですね。
女性が第一線で活躍しようとするならば、良い意味で「カメレオン」になることだと思います。不動の地位を築き上げるまでは、ご自身のキャラクターを固定化しないことです。誰に対しても同じ対応で接することは、一見正しく見えますが、お相手の性分を察知して臨機応変に順応する能力を持たず、自分のスタンスやペースを押し通して崩さない女性は、受け入れてもらう前にキックアウトされてしまいます。男になったり女になったり、強く弱く…と、相手の好みや状況に応じて瞬時に対応できる「勘の良い人」でなければ、成功は得られないと言えますね。
これらは仕事に限らず、恋愛においても同様です。自分の恋愛観や恋愛癖のままで突き進んでいたのでは、自分のキャラクターにピッタリ合う男性に出会うまで、何度も何度も失恋を味わうことになります。
好きな男性と心地良い時間や関係が得られない女性は「独りよがりで必死過ぎる」傾向があります。お相手の波長を感じたり合わせる余裕がありませんので、自己満足に陥ることも多々あります。「必死」を辞書で引きますと、”死ぬ覚悟で全力を尽くすこと”とあります。そこには明るさや穏やかさはありませんね。こんな「当たって砕けろ！」的な一人相撲のアプローチを受けた男性の多くは、何だか落ち着きませんし、妙な疲れを感じてしまうはずです。結局、「嫌いじゃないし、気持ちは嬉しいけど…」と曖昧な振られ方をして、諦めた方がいいのか？頑張ったら見込みはあるのか？…という微妙な悩みを抱えることになるのですね。
また、未だに色気やSEXで意中の男性を落とそうとする女性も多いのですが、この手法で捕らえた男性からは、いずれ必ず飽きられますし、更に彼好みの色気を持つ女性が現れた場合は簡単に敗北を味わうことになります。体の相性が縁の寿命を決めることも否めませんが、SEXの不自由は解消されつつある今、これらは何の武器にもなりません。むしろ、色気やSEXを武器にしたがる女性は、本命になれない傾向が強いと言えます。男性も、女性の性質を見抜き、用途に応じてちゃんと使い分け（順応）しているということですね。
恋愛・結婚にしても仕事にしても、成功の秘訣は「周囲の状況やお相手を見極め、順応する能力を持っていること」であることが分かるはずです。これは、周囲に心地良さを与えるだけでなく、自分自身を守る手段でもあります。相手にとっても自分にとっても良い状態を作ることで、物事はスムーズに運びます。これらを積み重ねれば、発展しないわけがないのです。人・物・金と言いますが、逆境の原因は殆どの場合「人」にあります。最も重要視すべきは「人」であることを知らない人は、成功者にはなれません。また、運良く成功を手に入れても、「人」を見失い、「金」や「物」に走った人は、築き上げた成功の崩壊を味わうことになります。
この「人」ですが、まずは家族（恋人）を大切にしましょう。社会的地位や成功、収入を求め、「結婚よりも仕事に打ち込みたい！」と結婚を二の次に考える独身女性が増えていますが、仕事が出来るのは健康な体をキープしている内だけです。仮に体を壊した場合、仕事を失い、収入を失い、頼れる人や面倒を見てくれる人がいない…という状況も有り得るわけです。殆どの方が生命保険を掛けていますが、そこには「いつ病気・事故に見舞われるかも知れない」という危機感があります。しかし、いざ仕事のことになると、定年まで当然に働けると思い込んで計画を立てている人が少なくありません。結婚はいつでも出来る…と、目先の生活にこだわった結果、自らの旬の時期を逃し、結婚や出産を諦めなければならなくなった場合、お金では解決出来ない切実な悩みを抱えることになりますので、十分ご注意下さいね。
家族の次は、友人、職場やご近所の人、地域住民…と、少しずつ広げていきます。立派な仕事をして地域社会に貢献しているのに、自分の家庭はボロボロ…という方や、逆に、身内や恋人しか大切にしない人がいますが、これらの方は逆境に見舞われた時、助力（援助）が通常よりも減りますので弱いと言えます。恋人との危機を救ってくれる第三者がいる人といない人、苦境に見舞われている時に支えてくれる家族がいる人といない人の差は大きいですからね。
社会的成功を目指すのなら尚更のこと、自分だけのワールド（家庭）を充実・安定させるべきです。身近な幸せを無視して大きな成功や収入を得ても、心が満たされることはありません。やはり、人間という生き物は、近くで常に愛情を注ぎ合える存在が必要なのです。30年後のあなたが幸せであるように準備していますか？ 本物の勝者になりたければ、今現在だけを見るのではなく、人生を見ましょう。
これまでの不景気のあおりを受け、我慢に我慢を重ねていた日本人は、反動で開放的になりつつあります。お金を使いたがる方も、目に見えて増えてきました。十分な収入が見込めないために、結婚や出産を躊躇する傾向もありましたが、思い切って結婚や出産に踏み出す方も増えるはずです。プチ結婚・出産ラッシュが訪れる予感です。結婚する気があるならば、この波に巧く乗りましょう！！
That's all for today...good luck !! 20060615writed