彼女のいる彼

~From 開運コラム~


彼には好きな女性がいるのかしら? 特定の彼女は? 彼女とはどういう状況なの? 進展具合は…??
誰かを好きになった時、とっても気になる問題です。アフロディテに集う恋の戦士たちは、成熟した女性が多いですから、相手は結婚しているのかしら?という疑問も含めて、想いを馳せる人も少なくないと思います。

でも、たとえ彼女がいたとしても、直ぐに諦めるには早いような気がします。彼に奥さんがいて、子供も2人、実家で同居…となれば、話は少し違ってきますが、好きな人に恋人がいることは、考えてみれば特に珍しいことではありませんし、独身同士の自由恋愛においては、大きな問題にならないような気もします。

勿論、気になってしまうお気持ちは分かります。今も一緒にいるのかしら?とか、この間の休みはどんな風に過ごしたのかしら? 相手の女性はどんな人? 彼が本気なの?それとも彼女の方が追っているだけ?…等、本当は知りたくないことも含めて、まるでパンドラの箱をひっくり返したかのように、不安と疑問は溢れます。その不安すら、恋の醍醐味でしょうか。好奇心か、知識欲の表れか…、恋する乙女の想像力は、四方八方へと及びます。

知りたい…ですね♪
相手を知るのは、大いに結構です。直接聞いたり、間接的に耳に入ったり…、いずれにしても事実を知ることで、次に進めることもあります。ただ、事実を知ることと安心や納得が、イコールであるとは限りません。それに、彼に彼女がいたとしても、あなたの恋心が変わるわけでもありません。中には、彼女の存在を知った瞬間に、「却下っ!」 と潔く、元気良く、次の恋のパトロールに回れる女性もいますが(これもOK!)、殆どの場合、彼を愛する気持ちは消えないと思います。

そもそも、フリーの素敵な男性を探すのは、大変です。フリーの男性は沢山います。素敵な男性も沢山います。でも、この両方を具えた男性というのは、中々見当たりません。勿論、存在しますが、大抵は、出会いの波打ち際には生息しておらず、家と会社を往復していたり、特定のスポットのみに出没したり…と、大衆の目が及ばない空間で生活しています。これを探し当てるのは大変です! また、この両方を具えた男性が、波打ち際でプカプカ浮いていたとしても、何らかの曰く因縁があったりします。例えば、特定の彼女を持たずに特定多数と仲良くしたいとか、恋のお休み期間が長くて面倒になっているとか、恋のトラウマがあって神経質とか、アブノーマルな嗜好があるとか…。奇跡的に、素晴らしい掘り出し物にあたるケースもありますが、それは幸運で稀なケースだと言えるでしょう。
※これらはフリーの素敵な女性にも当てはまります。その気があるなら、波打ち際でアピールして下さいね♪

宝物は、そう簡単に見つかる場所にはない…、これは恋にも当てはまります。

となれば、見つかる保障のない宝探しに時間を充てるより、見つかった宝を掘り起こす方が、合理的です。
男女共に、特別な理由がなければ、マックスの満足感が無かったとしても、交際中の恋人と別れません。別れを起こす特別な理由に、他の異性の出現というケースは、大いに有り得ます。これは、盗った盗られたの範疇ではなく、自由競争、自由恋愛における自然の成り行きです。恋人を失うのが嫌なら、彼女も気を抜かずに、彼を捕まえる努力をしておくべきですからね。どちらも独身ならば、遠慮せずに参戦する権利はあります。

彼に彼女がいる恋は、彼を取り巻く女性たちを、過剰に意識しないことがポイントです。彼の浮気を疑う場合も、同様です。状況が読めない鈍感な女性は論外ですが、ライバルを過剰に意識した者は、負け戦になる傾向があります。不倫の恋が成就しにくい理由に、奥様は愛人の存在を知らないのに、愛人は奥様の存在を知っていることが挙げられます。堂々とした平常通りの対応は、或る意味強いですからね。ライバルを知りすぎて翻弄されたり、意識しすぎて自信を失ったり…と、動揺と不安に駆られる敏感な人は、要注意です。自分の魅力と初心と目的を、見失いかねません。

彼らの交際が始まって間がない場合、すぐに別れるはずがないと諦めたり、逆に彼らの交際が長い場合は、今更踏み込む余地はないと諦めたり…。彼が交際中であることを知った時、意気消沈なさると思います。そして、いずれにしても諦める方向へと意識が及ぶ女性は多いと思いますが、この世の中には、くっ付いたり別れたりが絶え間なく繰り返されています。その日常茶飯事を、自分とは遠く離れた場所で起こっているかのように思う必要はありません。何故なら、人間は新しいものが好き…だからです。チャンスは、万人にあります! 何があるか分からないのが、人生です!

同じゲームで何年間も遊び続けることが出来ず、新しいものが発売されると買い足してしまう人が少なくないこと、加えて、新しいゲームが発売されることで、古いゲームの売り上げが低下していく様に、おニュー(new)の存在は脅威です。恋愛とゲームを一括りにすることに、少なからぬ躊躇はありますが、熱中や中毒や悦楽の神経を刺激する点で関連性が見受けられますので、お許し頂きたいと思います。さて、おニューの威力が発揮されるのは、おニューとしての価値が認められる内です。新しく出現したものはおニューですが、その次が現れるか否かに関わらず、時間の経過と共に、おニューではなくなります。解り難くなってきましたか?笑。

おニューが脅威なのは、新しいものが勝つという短絡的な意味ではなく、試してもらえる確率が高い、という意味です。しかも、彼女のいない男性より、彼女のいる男性の方が慣れと余裕がありますので、新しく表れた女性を試す確率は、更にアップします。独身でフリーの男性より、既婚者の男性の方が、女性に対してイージーなのと同じ原理です。試されるのは、馬鹿にされることでも、損をすることでもありません。あなたと彼を繋ぐ切っ掛けです。おニューである内の進展が、勝負です。ここでの手応えが、おおよその成り行きを決めると言っても過言ではありません。

気に入るのか、気に入らないのか、まぁまぁ普通なのか…。彼女という特等席が既に埋まっている場合は特に、出し惜しみは禁物です。中途半端な遣り方も命取りです。おニューのゲームがイマイチだった場合、既に手に入れているゲームや、別の新しいゲームに取り換えることを考えれば、説明不要ですね。駆け引きや押し引き、調度良い機を掴む察し力は要しますが、噛めば噛むほど…という風なスロースターターは、こういう場面に弱いと言えます。じっくり味を出すのは、地位を得て定番化してからです。一番にもなれず、かと言って嫌われるわけでもない腐れ縁に持ち込んだなら、刻々とオールド感が漂ってきます。こうなりますと、先に彼女のポジションを得た者に、追い風が吹きます。ここから頑張るようでは、時既に遅しです。どうせ頑張るなら、頑張り時を見誤らぬことですね♪

言うまでもありませんが、急がせているのではありません。覚悟と打つ手が決まるまでは、勇み足を踏む必要ありません。たとえ、彼が彼女との不満を漏らしたとしても…です。一時的な浮気相手ではなく、本命の彼女になりたいのなら、特攻隊のような決死の勢いで押すのではなく、新しい魅力と新鮮な動きで畳み掛けるのが得策です。

不倫の恋を貫こうとする女性は多いのに、彼女持ちの彼への恋に勇気が出ない女性が多いことは、少し複雑な気持ちです。不倫の恋は、ダメでも仕方がないという言い訳や逃げ道が始めから用意されている上に、二人だけの秘密は守られます。将来の見えない苦しい恋ですが、そこには楽さも混在していますので、止めたくても止められないジレンマも含まれます。ですが、独身同士の恋は、お互いの人生をも含めたリアルなプレッシャーがありますので、成り行き任せという訳にはいきません。また、等身大の実力で勝負する分、仮にうまくいかなかった場合は、言い訳の術もなく、ショックを丸ごと受け止めなければなりません。その上、周りに知られてしまう恐れもあります。(こんなこと、全然平気だよ♪)。

独身同士の恋に挑戦できるのは、これらのリスクをも制するいい意味でのストイックさと、将来を開こうとするパワーがある女性だけです。だからこそ、その先には、一生を誓い合える恋人との生活が待っている可能性も膨らみます。しかしながら…、これらのリスクは、本当はリスクと呼ぶに相応しく無いくらい、当り前のことですね。恋をするドキドキも、付き合う喜びも、別れる苦しみも、振られる悲しみや情けなさ、恥ずかしさも…、全部大切な愛の実です。沢山の実を集めて、たらふく食べて、体力を付ければいいと思います♪

諦めるにはまだ早い、…そう思います。
リスクやプレッシャーに勝って手に入れた恋だからこそ、一生、大切にできるのです!

That's all for today...good luck !!   20080701writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


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