雛祭り

~From 開運コラム~


3月3日は雛祭りですね。
雛祭りは、小さな女の子のためだけのお祝事ではありません。女性ならば、いくつになってもこの日を大切にした方が良いと思います。

現在の雛祭りは雛人形や調度類を飾り、白酒・菱餅・桃などを供えて女の子の幸福を祈る日とされておりますが、本来は、過去の穢れを祓い、その後の幸を願うためのものであり、女の子だけでなく男性も行っていました。

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人は普通に生活をしておりましても、厄を背負うものです。
恨みや妬み等を受けたり発したり、良かれと思ってしたことでも、大局的にみると悪いカルマを背負うものだったり…ということも少なくありません。

大局的にみると悪いカルマを背負う…ということが分かり難い方のために、例を挙げましょうね。
年配の上司と新人社員が飛行機に乗ったとします。一般的なマナーからいいますと、目上の者が窓際に座るものですが、この上司は、始めて飛行機に乗る部下に素敵な景色を見せてあげたいと、窓際の席に座らせてあげました。上司の思いやりと、感謝して素直に喜ぶ部下が見受けられます。この2人の間では、これで良いのです。

しかし、それらの経緯を知らない周囲の人々からは「常識知らずで無礼な若者だな!」と、その部下は悪念を受けることになります。上司の良かれと思ってしたことが、逆に新人社員に厄を背負わせたのです。そして、結果的に部下を陥れた(そんなつもりはなくても)上司も、厄を背負うことになります。この2人には全く悪意が無かったにも拘わらず、大局的にみると双方共に悪いカルマを背負ったということです。

これらは極端で分かり易い例ですが、当然、恋人間や職場・近隣の人間関係においても、良かれと思ってしたことが裏目に出る…ということはよくあります。瞬時に判断するのは大変難しいことですが、気を付けたいですね。

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上巳節句は、これらをリセットする良い日です。
毎年、前年の厄を払い、今後1年間の幸を祈願するようにしましょう。積もり積もった大きな厄を祓うよりも、小さな内に祓った方が効率も良いですからね。

男女一対である雛人形は恋愛運にも効果がありますので、是非祀ってお祝いして下さいね。良い縁を結び、禍を肩代わりしてくれます。中睦まじい男女関係が得られ、良縁を結ぶことが出来ますように…!

That's all for today...good luck !!   20060220writed 

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