彼の心を独占する
～From 開運コラム～
恋する男女の意識が一極集中する2月です。バレンタインデー。胸の中にある愛の期待が高まる時期ですね。
女性達はチョコレートやプレゼントを選んでいき、ラッピングや愛のメッセージ、そして渡し方に至るまで思考を凝らします。それの成功には、前段階でイメージが必要になります。イメージの構築がうまくいけば、半分は成功した様なものです。これらの全ては、ご自分の創造性の開発と発揮になります。それは直接的・間接的に恋愛力のアップに通じます。
バレンタインデーの演出に限らず、モテる人、愛されて求められ続ける人というのは、イメージの演出がお上手です。
つまり、創造性が豊かで、お相手をその気にさせるのが巧いわけです。このタイプは、イメージを与えることに長けています。男性達が自分勝手な想像（妄想？） を次々と膨らませるのに丁度良い印象を残します。
絶世の美女でも、つけ入る隙のない人はモテません。困難だと直ぐに分かりますし、勝手にイメージして遊ぶのに必要な印象すら与えないからです。逆に、始めから全てを開示してしまう人も、縁の寿命は短めです。理解を求め、その上で受け入れてもらいたいお気持ちも分かりますが、ロマンスを楽しむことからは程遠く、単に、ジャッジを下すための判断材料を与えているだけ、ということもありますね。
「もしかしたら、こうなって、ああなって…」 という楽しいイメージを抱かせられる人は、お相手を期待させ、結果として求められます。それは、お相手の心の中に住みついて、存在を大きくするからです。
様々な恋をみてきましたが、多彩なイメージングを可能にさせる人・状況ほど、お相手の心を独占していきます。自らが生み出すイメージが広がれば広がるほど、心と頭を占めていきます。結果、それがご自分にとって必要不可欠の暗示にかかり、虜になってしまうのです。
ここでいうイメージとは、心像です。つまり、過去の経験や記憶などから、具体的に心の中に思い浮かべたもの、心の中で再生されるものです。インプレッションほど強過ぎる印象ではありません。ころころと心の中で思い浮かべて遊ばせられる"幅"が必要になります。言葉やしぐさのみならず、ファッションや表情から醸し出される雰囲気など、五感の記憶で心像が作られていくことも考慮しましょう。
不思議なもので、実態がそれと違っていても、あまり問題にならなかったりします。心像を浮かべた側は、お相手をご自分の心像通りに合わせようとし、時には強引なこじつけさえ行います。従って、実際はどうなのか？より、どういう心像を抱かれるのか？、抱かせるのか？の部分が重要になるとも言えますね。心像こそが恋の醍醐味！、とも言えますが、恋の行き詰まりに悩んでいる人は、ご自分の心像に惑わされず、お相手に抱かせる心像に視点を移しましょう。
どういうご自分（との関係）をイメージして欲しいかを想定し、それを連想・期待させるのに相応しい要因・要素をお相手の記憶に残すのです。連想させるのに遠過ぎる内容だったり、ご自分の思惑が強すぎて、それを固定化させてしまう程の要因・要点を一度に数多く残しますと、お相手は心像で遊ぶ幅がなくなり、「あ、そう」で終わります。また、必死で尽くしているのに報われない人は、何かを具体的に与えることに偏っている可能性もありますね。
期待するから欲求が生じ、イメージが膨らみ、積極性が引き出されます。頑張ったら手が届きそう…というワクワク・ドキドキの期待感が、あなたへの愛の努力に繋がるのです。全く手が届かない試練を与えてもダメですし、直ぐに手が届いてしまっても意気消沈します。尚、手が届いたら、次の新しい期待（目標）が湧くように隠し玉をもっておくことも大事です。全てを手に入れたと思われたら、それ以上を期待させることも、求めさせることも出来なくなります。支配欲と独占欲を刺激することで、恋は盲目状態♪にさせられます。
お相手の心に種を蒔き、それを大きく育てていく…、これで通じ合った時の喜びは大きいですし、お相手にとっては心の一部になりますので、手放せなくなります。良好な関係が維持されている場合は、お二人で共通の心像を遊ばせながら将来への夢と期待を膨らませることも良いですね。現実逃避という意味ではなく、幸せへの期待と好奇心が不可能を可能にするのだということを心に留めておきましょう。
愛され体質は、自分で作ることが可能です。愛の努力を惜しまない人には、人並み以上の愛に恵まれます。
That's all for today...good luck !! 20100204writed