結婚困難期の回復

~From 開運コラム~


長く続いた景気の低迷は、個人の結婚事情にも、大きな影響を及ぼしていました。
就職できない若者、低所得者の増加は、適齢期の女性を有り余らせる結果となりました。

就職できない若い女性は、アルバイトや派遣社員としてしのぎつつ、「シッカリした男性と結婚でも…」 と考えます。仕事に遣り甲斐がありませんので、持て余している若いエネルギーは、恋愛や結婚に向けられて当然です。

その結果、本来の結婚適齢期と呼ばれる20代後半~30代の女性たちや、キャリアを積んで結婚が後回しになった40代の女性だけに留まらず、結婚待ちの女性は、20歳過ぎ~40代の女性へと、大幅に膨れ上がったわけです。

しかし、結婚相手が誰でもいいわけではありません。不景気は、男女の差別無く襲い掛かりましたので、女性と同じように、仕事や収入が不安定な男性が増えました。適齢期の男性達の内、生活基盤がしっかりしており、グッドな容姿や性格を具えている男性、即ち、女性達から見て 「結婚可能な男性」 は、極めて少ないという事態に陥りました。

言うまでも無く、極少数の優良男性を、大多数の女性達で取り合うことになります。

成功街道を走っている優良男性にとっては、選り取り見取りです。男性は、若くてカワイイ女の子に心を奪われがちですから、30代以降の女性は、どんどん不利になっていきました。最も大切な時期である、20代後半~30歳前後の多くの女性が、不倫の恋にはまったことも頷けます。素敵な男性が売れ残っていることはマレですが、素敵な女性が沢山売れ残っているのは、このためです。

人口の問題ではなく、恋愛事情においては、完全なる 「女性過多の時代」 だったのです。

しかし昨年より、正社員雇用を増やす動向が広がっています。企業の方が、積極的に若い人材を求めています。
まだまだ安堵できる景気状況ではありませんが、ここで、女性過多にブレーキが掛かると感じています。

遣り甲斐と責任のある仕事を任され、ある程度の生活安定が計られることで、
女性は恋愛だけでなく、仕事にも比重を置くようになりますし、男性は結婚への期待と自信が生まれます。

これまでの、お相手に恵まれない、結婚できない、結婚に踏み切れない…といったお悩みの要因は、正社員雇用が増えることで、少なからず解消されていくと思います。結婚や出産における 「良いサイクル」 が順調に回り出すには、もう暫くの年月が掛かるでしょうが、一般庶民に還元されていないとは言え、企業が資本力・経営力を取り戻しつつあることは、大いに喜ぶべきことですね。少なくとも、余っていた女性たちが、結婚しやすい環境が与えられるのですからね!

国の経営者である議員たちに期待するには少々不安がありますが、有能な経営者や企業によって、国民は救われると思います。そして、その企業を実質的に支えるのは、社員たちです。「会社のために働いたって…」 なんて狭義的な考えしか持てない人は、その先にある大きな恩恵をあやかることは出来ないでしょう。1人1人が置かれている立場に感謝し、それを更に良くしようと思う向上心をキープアップすることで、個人の小さな力も、大きな社会貢献の力と成り得ます。

そして、期待に胸を膨らませているフレッシャーズを温かく育てることが、結果的には自分の結婚や生活の、安定・充実に繋がっていくと認識して下さいね。プライベートの幸せに恵まれない人は、目下の者を大切にしない傾向にあります。

資本主義国なのですから、格差が広がっていくのは当然の成り行きですが、自分さえ良ければ…などと思うのは、短絡的過ぎます。自分が幸せに生きるには、自分を取り巻く人達の幸せも必要不可欠です。何故なら…。

自分が一緒に生きる人は、自分の周りから見付けなければならないのですからね♪

自らを含む国民の生活を救い、皆が幸せに生きるには、私たち国民1人1人の力にかかっている! と言うことです。
アフロディテに関わって下さる方の成功を願うと共に、この日本が住みよい国になることを心から願っています。

That's all for today...good luck !!   20070402writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


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