祈祷や供養の心得(初歩)

~From 開運コラム~


安定した仕事を得、経済的にも恵まれて円満な家庭を築き、子孫繁栄し、発展や上昇の一途を辿る幸福な人生の人は、守護霊や先祖霊を大事にしています。苦労の多い人生から成功者になった人も同様です。中でも、経済面の安心に恵まれている人は非常に多いです。

守護霊や先祖霊を大事にするとは、日頃の真心に加え、「祈祷やご供養や穢れ祓いなどの”祭祀儀式”をきちんと行っている」ことを指しています。これにより、身近な霊たちは更に強くなっていきます。天の格別の加護を賜わることも必然です。

守護霊や先祖霊への感謝と信頼を持ち続け、変わらずに続けられること自体、霊格や徳の高さ、魂の力の強さ、家系の良さを表していますが、それらの品性は、言葉や雰囲気にも表れています。仮に困難な状況でも、周囲に対する配慮を忘れず、美しさや心地よさ、崇高さや偉大さを感じさせます。

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一方で、こうしたことを大切に思っているのに、段々運が落ちてくる人もいます。いくつかのチェックポイントをご紹介します。

◆まず、熱心な信者になる必要はありませんが、日本人として普通に身に付いている「信仰心」は重要なポイントです。

例えば普段、人の悪口や文句や不平不満、無理ばかり言い、周りを困惑させるような生活をしながら、「私は信仰心を持っているのに、幸せになれない」とか、「神を信じて損をした」などと言う人がいます。

このタイプは、神仏や守護霊などを、アラジンと魔法のランプのような「都合の良い道具」のように思っていたり、祈祷を、お金を入れれば欲しいものが出てくる自動販売機のような「インスタントなもの」のように捉えています。

つまりや信仰心を持っていない状態なので(神仏を敬ったり、教えに沿った生き方をしていないので)、幸せの恩恵は得にくいですし、加えて、周囲からは疎まれるなど、ご自分の生き方がご自分に返ってくるだけになっています。


◆また「御礼祈祷」をしないまま次々に祈願し続けたり、叶い難くなってきたら、もっと言うことを聞いてくれそうな神仏に鞍替えしたがるような、神仏を使い捨て感覚で捉える人もいます。これも信仰心があるとは言えない状態ですが、意外とこの状態になる人は多いです。

言うまでもありませんが、神仏に救いを求めている人は沢山いますので、悪気はなくても結果として無礼な人は、天から相手にされなくなっていきます。また、困ったときだけ神頼みする人も、ただの「運試し」ですので、うまくいったりいかなかったり、ギャンブル的な結果になります。

これまでの経験から、御礼祈祷こそ非常に大事であると感じています。御礼祈祷は信仰心の表れですし、また、その人の霊格や人格や徳分の高さ、信仰心、経済力をも表しますので、できる人は限られています。殆どの人はそれが出来ないからこそ、それができる上魂の人は、神仏との絶対的な繋がりができ、絶対的に守られ、また得られた幸せが続くなど、人より幸福な人生が築かれています。

また一時期、「神社でお願い事をしてはいけない、感謝するところだ」という節が流れました。私の持論では、叶えたいことは神社でハッキリとお願いした方が良いですが、どういう結果であろうと「お礼参り」は必須です。祈願ばかりでお礼参りや御礼祈祷をしてこなかった人は、暫くは「お願い事をせずに感謝だけする」ことを続けますと、偏りが取れ、開運へ向かうこともあると思います。

なお、神仏に対する「感謝」や「御礼」は、「御礼の品(物・金)」や「行動」を伴う「儀式」を指しています。祈祷のご依頼時に、「この前のお礼も伝えておいてください」みたいな、”ついで”のような付け足しで、御礼祈祷を終わらせようとする人がいますが、これは神仏に対して非常に無礼であり、当然に御礼祈祷にはなっておりませんのでご注意ください。


◆それから、「願っても、どうせうまくいかない」、「またうまくいかなかったらどうしよう・・・」など、そうした陰気な気持ちで願っても、神仏はそれを裏切ってまで喜ばせようとするようなサービス精神はありません。

これは神仏というより、自分自身を信じられなくなっているのかもしれませんね。傷付いたご自分を癒し、もう一度「信じる気持ち」を取り戻していきましょう。


◆「祈りの真意」を要チェックです。

一見正しいことを願っているようで、本心レベルではそれを願っていない(虚偽)ことがあります。例えば、「出世を望みながらも、本心では、そうなったときの負担の大きさを嫌がっていて、実は叶うことを恐れている・・・」などです。

また、「職場の人間関係が辛いが、お金のために辞められない場合」に、「仕事がうまくいきますように」と願う人がいます。しかし真の願いは、「職場の人と仲良くなりたい」のかもしれませんし、「あの人と離れたい」かもしれませんし、「お金持ちになって早く仕事を辞めたい」のかもしれませんし、「転職したい」かもしれません。

きちんと自分自身と向き合い、「今の自分の真の望み」を正確に捉えることで、守護霊や先祖霊の働きが大きくなり、神仏の加護も得やすくなります。「今の自分の」と記しましたのは、将来的には変化しても良いからです。

カルマ的な段階を踏まなければならないこともありますから、一足飛びの結果を求めるのではなく、今の自分の望みや目標を大事にされた方が近道になります。

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アフロディテのサイトにご訪問くださる方たちは、少なからず「霊の力」や「家系の影響」が運命を左右することを知っており、自分ではどうしようもない苦境が続くとき、「先祖供養をさぼってきたからではないか?」と考えることもあろうかと思います。

結論から申しましと、先祖霊の影響を受けやすい人とそうではない人がいます。苦労の多かった先祖霊の影響を受ける立場の人は、同様の苦労を引き継ぐ傾向にありますので、先祖供養で運は上がります。また、毎年きちんと先祖供養をしているご家族は、明らかに発展していますので、先祖供養に霊的な効果があることは間違いありません。

ちなみに、「夫側と自分側のどちらの先祖供養をすればいいのか?」や、「父方と母方のどちらの先祖供養を重視すべきか?」という疑問に関しましては、両方できればベストですが、出来る範囲で行うしかありません。また、どうしても迷われるときは、ご自分の名字の方を主にされるので良いです(その意味では、離婚したら旧姓に戻した方が複雑にならずに済みます)。

社会に対しても神仏に対してもご先祖霊に対しても、沢山のご奉仕をさせていただくのが開運の秘訣です。やるなら出し惜しみせずにやってみられますと宜しいかと思います。本気で取り組めば、進むべく道が必ず照らされます!

That's all for today...good luck !!   20230621writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


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