霊界との契約

~From 開運コラム~


人の不幸には、色々な種類があります。自分の不幸の傾向を見極めなければ、始まりません。
今回は、不幸の原因になりがちな2つのケースを紹介しましょう。

不幸の代名詞と言えば、霊障です。霊障にも幾つかのパターンがあります。西洋の霊障は社会全体に影響を与える傾向があるのに対し、東洋の霊障は、生霊や残留念の力も強大であるため、特定の個人に及び易い傾向にあります。そのため、周りの人は何ともないのに、自分だけが異常に苦しむ…ということになりがちです。

霊障がある場合、全体的に運が落ちますので、何をやってもうまくいきません。恋愛や結婚も、人間関係も、仕事も、金銭面も、家族関係も、心身の体調も…と、どれをとっても今ひとつ優れない状態になりますので、とにかく楽しみや喜びの無い生活になります。状況が悪く、気持ちが奈落の底に落ちてモンモンとする状態が続くようならば、霊障の疑いがあると思っていいでしょう。時折、「体に支障はないので、霊障ではないと思います」 と自己判断をなさる人がいますが、大病や死の類いにまで進んだ霊障は、既に末期です。当然、肉体には寿命がありますので、全ての病や死が霊障と関わるものではありませんが、霊障による大病や死に見舞われる人は、それまでに何らかの兆候があったはずです。浄霊の機会を持たずに放っておいたこと自体、悪霊の完全支配に置かれている証です。この状態の人を救える霊能者は、殆どいません。勿論、対抗策が無いわけではありませんが、本人の自運の強さや善カルマも必要ですし、何より時間(期間)が掛かりますので、それに耐えるだけの力が本人に残っているかも問題となります。ですから、後が無い 「極極の不幸」 だけを霊障と捉え、それらと自分を比べて安気でいる人は、少し心配ですね。

悪いことが重なるばかりで、それに釣り合うだけの喜びごとが無い場合は、何らかの霊障に見舞われていると考えるのが妥当ですが、自己判断が難しいのは、大きな不幸も無いけれど、良いことも無い…というケースだと思います。この状態を一概に括ることは出来ませんが、概ね3つに分けられます。1つは浮遊霊による軽い霊障、次に成仏していない先祖霊のシグナル、そして最後は、本人の努力や意欲不足です。最後のパターンは霊障ではありませんが、明確な目的がなく、意志薄弱の状態が半年以上続いているならば、いずれ隙を突いて魔が入りますので、霊障予備群となります。

強欲で勝気な人は、それに見合う悪霊と感応して取り憑かれますが、目的と実行力があるだけまだマシです。大局的に見れば、遅かれ早かれ不幸になるでしょうが、強い前進力がある分、目的は果たせるかもしれません。また、目的を果たす努力過程や、その結果を得る中で改心したならば、後々、社会に貢献する立派な人間になる可能性もあります。しかし、意志や意欲が足りず、努力をしない人は、今以上に自堕落する見込みはあっても、良くなる糸口がありません。努力放棄による信仰を、神仏はお認めになりません。早い成功や幸せを得るには、努力と信仰が1セットです。両方共に具わっていない人は論外ですが、どちらかが欠けている人も微速前進と後退を繰り返し、進展が遅れる傾向にあります。

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このように、複数の満足のいかない状態が絡む不幸(霊障)に対して、毎日がすごく充実していて幸せなのに、何故か一つのことだけが旨くいかない不幸もあります。例えば、「仕事も順調、友人や家族とも良好、だけど恋愛や結婚の縁がない…」 という風に、最も興味を持ち、最も力を入れている分野が、逆に滞ってしまうケースです。御家の因縁や生霊によって、結婚(子孫繁栄)が阻まれる霊障も有り得ますが、この場合は、奇妙なほどにタイミングが悪かったり、不運が重なったり、同じ様な不遇を繰り返したりしますし、その不幸が原因で、芋づる式に他の運や精神にも悪影響を及ぼしますので、妨害の力(霊障)が働いていることを認識しやすいと思います。

これとは別に、「具体的な不幸はないけれど、具体的な幸せもない、何故か運が動かない、進まない」 という状態の人もいらっしゃるはずです。完璧ではない幸せに、満足していいのかいけないのか、迷ってしまうような、「???」 の状態が続いている人達ですが、これらの人に着目して頂きたいのが、"過去"です。祈祷や鑑定をお受けする中で、過去に強力な祈願(念力)や祈祷を施したと感じる人が、少なくありません。ご依頼内容と無関係のことを持ち出し、ご相談者様の過去や内心に過剰に踏み込むことはあまり好きではありませんので、これらを直接指摘することは極力控えておりますが、過去の祈願や祈祷の処理をどうなさっているのか、これは重要な問題です。

今では、情報や物質が溢れていますので、自己流の祈願を行う人も珍しくありませんし、特殊な霊能力を持つ者の祈祷を受けることも難しくはありません。昔は、有力者や有識者だけの特権であったものも、今では垣根を設けず幅広く浸透しました。それは良いことですが、その分、敷居が低くなり、最低限の礼節や作法が成っていないのも事実です。善霊に祈願が通じているのか、悪霊と繋がっているのかは知りませんが、少なくとも、祈願をするだけして、その後の御礼の祈願はしていない人が多いように思います。祈願が成就しようとしまいと、御礼の祈願をするのは基本ですね。また、人は心変わりをします。いつまでも同じ気持ちを持ち続けているとは限りません。好きな人も変わりますし、人生の目的や目標も変わります。過去に祈願した内容と、今望んでいる内容が違うならば、その取消の祈願も必要になります。

自己流の祈願をしてきた人や、念力を用いて心願成就を祈願した経緯のある人は、ご自分がやってきたことと同等分の、御礼若しくは取消の祈願をなさった方が無難です(遣り方のご説明は致しかねますので、問い合せるのは止めて下さいね)。中には、日本の神等、諸仏、守護霊、西洋の神や天使…など、現世利益を追い求めて様々な霊的存在に願掛けをしている人もいます。結局のところ、信仰心が無く、誰でもいいのだと思いますが、このようなスタンスでは、霊的な縛りを作るだけで功徳は得られ難い上に、祈願の御礼・解除にも、普通以上の力と時間が必要になります。

また、他者に祈祷を依頼したならば、改めて御礼若しくは解除の祈祷を依頼し、一旦、終結させた方が宜しいかと思います。再依頼が難しい場合、特定の人との縁結び解消は守護霊交信&祈祷(2人分)、その他不要になった祈願の解消は金財招福成功祈祷にて、ご依頼をお受けすることも出来ます。その際は、何の目的でどのような内容の祈願をしたのか、その時の状況、祈願した先(神仏名等)やその方法、期間、特定の相手がいらっしゃる場合はその氏名と生年月日…等、その時の情報を分かる範囲でお知らせ下さい。自己流も含め、祈願・祈祷の遣り方によって、解除の方法も変わりますので、その点をご留意の上、お記し下さい。執拗に祈願・祈祷を行っている場合は、一度で済まない可能性もありますが、なるべく早い解除・解消に尽力を致します。

アフロディテの祈祷においては、なるべく副作用が出ないようにプログラムしています。真理と礼節を弁えていらっしゃる上魂の方は、適宜、御礼と取消の祈祷をお申込下さいますので、霊界の確実なお力添えを頂きながら、順調に進められております。それをされないご相談者様にも、祈祷依頼を頂く毎に、多少の御礼祈祷は含める様に努めていますので、ご安心下さいね。しかし、特定の相手との「絶対的」な縁結びを依頼されました場合は、どうしてもその祈祷の影響が後々まで残ってしまうこともあります。祈願や祈祷は、霊界との契約にあたります。その契約が生きている場合は、他のことを望んでも、良くも悪くもならない保留状況になる場合もあります。現に、過去の祈祷の御礼祈祷と解消祈祷を行ったことで、何年も滞っていた運が、1週間もしない内にバタバタバターッっと動き出した人を見てきました。直感的に、ご自分が該当すると思い当たる節のある方は、運を動かすために試される価値はあると思います。アフロディテで行った祈祷の場合は、過去にご依頼されたコースと同じものをお選び下さいね。

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以上の2つの不運要因(霊障と過去の祈願内容)が、重なっている人も多いはずです。こうでなければならない、それ以外は認めない!と、断定的な考えをする人は、この2つを重ねがちです。特に、愛欲の念は強く深いですから、使い方を誤りますと自滅を招きます。苦しい不倫や、辛い片想いを経験した人は要注意です。運が普通以上に悪い時は、無理に進めようとするよりも、自らの不運の原因を明らかにし、解消することが先です。それだけで、急激に開花することは大いにあります。その後の、スピード感のある展開に乗れるか否かは、不調期に積み重ねてきたご自分の準備次第です。運の良し悪しに関わらず、努力の結果は必ず出ますからね! 自分自身が置かれている状況を正当に把握することから、全ては始まります♪

That's all for today...good luck !!   20080506writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


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