祈りでパワーアップ

~From 開運コラム~


願いを効率的に叶えるには、日々の祈りも大事です。祈りは、潜在力をも高めます。
複数日に渡る祈祷をしておりますと、「この人は身も心も祈りに満ちている」、「この人は祈りが足りない (自分のために祈る機会・祈ってもらえる機会が少ない人生だった)」 と、極端に分かるケースに遭遇します。祈りに満ちている人は、祈祷の効力はそれに上乗せされる形となり、プラスの効果がより一層高まります。

一方、祈りが足りない人の魂は、孤独と欲求過多による飢餓状態を招いています。それの改善のために守護霊がこちらへ導いた面もありますから、この場合の祈祷では神仏の愛念を注ぐことにも務めています。ご自分が祈りが足りないタイプだとは思いもよらないでしょうが、自分に都合のいい期待や空想を膨らませたり、感情的な欲求で執着を深める、結果を急ぎ過ぎる…など、そうした”低いレベルで煩悩を転がせている状態 を、「本気で求めている、本気で願っている、本気で祈っている」 と、勘違いしているケースは意外と少なくありません。

こちらから祈祷をお勧めする行為は一切しておりませんが、こうした状態が続いて魂の力が落ちている人は、本当は、祈祷の機会を増やす等の方法でご自身の幸せを強力に願ってもらい、霊徳の補充と底上げを重点的に行うことが望まれます(存在感のアップ、精神的な安定と開運が得られます)。勿論、祈祷に頼らない場合も、後述の内容をご参考に、自他への日々の愛の祈りで地道に補っていくことは有効です。こうした下準備を整えて祈祷を受ければ、随分と可能性は広がりますし、得られる効果も格段に上がります。


折角ですので、霊界と繋がっている潜在意識を活用し、祈りの成果を上げることについて少しお話しましょう。

まず、祈り方についてです。
「祈る」 と 「思う」 は違います。祈りは 「届ける」 つもりでいきましょう。例えば、「私は○○をします、私は○○を望み、それを受け取ります」 と、神仏や守護霊に向けて強く発する(誓願・発願する)ことを繰り返すのは、良い方法の1つです。この時、感情的な欲望を吠えていたのでは無意味である上、生霊を発するというリスクも生じますので、精神を研ぎ澄ませて、清められた願いを頭上から天に向かって強く発し、今度はその効果をキャッチすることをイメージしましょう。

こうした祈り(発願)を繰り返すうちに、その願いが自分にとって相応しいものかどうかが直感的に分かってきます。不適切な部分は違和感として引っ掛かり、先に進めない感じ (これ以上それを発してはいけない感じ) がするはずです。この場合は違和感がなくなるまで、素直に、心願内容を改良していきましょう。ちなみに、そのシグナル(違和感)を無視して祈り続ければ、はじめに察知した違和感は直ぐに無くなります。しかしそれは麻痺した(鈍感になった)だけで、違和感が解消されたのではありません。よってその状態で祈り続けても無意義となりますし、場合によっては悪い予感に絶えず悩まされる様になり、精神的にダウンしていくこともあります。

また愛情問題の場合、お相手に愛されることをメインに願うのはNGです。それは、お相手の心から愛を奪うスタンスだからです。奪おうとすれば、それをもぎ取られまいとして、お相手はもっと頑なになりますね。愛されたいときこそ、愛するスタンスに切り替えましょう。勿論、使用する言葉も大事です。例えば片思い中の人が、「片思い成就」 と指定されることがありますが、既に片思いという状態は叶っておりますね。また、「出会いがない」 と、否定の言葉を中心とすることもでタブーです。霊界や潜在意識は、「だから出会いが欲しいのだな」 といった意を汲むことはしませんため、日頃から誤った発願をしていたり、苦悶や不平不満で心の中を一杯にしておりますと、それがそのまま叶えられてしまうというリスクが生じます。


次に、願いの内容についてです。
人の心は自由ですが、やはり、願いを叶えるスピードを早め、本当の意味で幸せになるには、「願いの質」 もポイントになります。罪悪感や屈情、自責の念や恥じ入る気持ちなど、胸を張って堂々と主張できない願いは、顕在意識でどんなに理屈をこねて美化しても、潜在意識までは騙せませんので、成就力は著しく低下するばかりか、それが失敗する様に自らの潜在意識が働きかけます。また、自分の求めを正確に把握することは基本中の基本です。例えば、恋人を求めているつもりが、本心では、単に同年代の友達へのライバル心や、世間体を気にしているだけ、ということもありますね。こうした偽りの願いは、叶わなければまだいい方で、叶ったとしても要らぬ傷(失恋など)を増やすだけとなります。

祈りによって潜在力が高められ、高められたそれによって祈りの効果をも高まる、という法則を、何となくイメージ出来たかと思います。どういう願いを持つか、どういう人・どういう状況を求めているか…といった願いの質は、自らの本質(魂・人格)を分かり易く表すものでもあります。経験や年齢が上がるにつれて、願いの質も向上していくのが理想です。停滞気味の人は、自らを過小評価せず、思い切って願いの質を上げてみるのも良いでしょう。意識を上げて器を広げることで、心願成就の範囲も広がっていきます。

That's all for today...good luck !!   20130614writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


開運コラム目次 Home