春の出会い
~From 開運コラム~
新生活、おめでとうございます!
フレッシャーズも、元フレッシャーズも、新しい気持ちで春からの生活をお迎えのことと思います。
軽やかな春の雰囲気に日本全体が包まれ、多くの国民にいつもの笑顔が戻っていることを本当に嬉しく思う毎日です。諸行無常とはよく言ったもので、人も国も地球も…、全ては常に移り変わっていることを実感しています。
さて、春は出会いの季節ですね。
「出会いが欲しい」 と何年も願っている人は、春に限らずいつも出会いを求めています。確かに、夏の出会いは春より勢いがありますし、秋冬の出会いは比較的長続きしますので、春の出会いだけに過剰な期待を込める必要はなく、一年を通して活動するのでOKです。
けれども、春の出会いには敏感になっておくことが、良縁を得る大事なポイントです。
春は他の季節とは比に成らぬほど、 「縁を発生させるエネルギー」 が強く、夏以降の運にも影響を及ぼします。恋人探しは勿論のこと、仕事の縁、お金の縁などにも、春にどのくらい縁のアンテナを張っておけるか?伸ばしておけるか?が、その後の縁の数、縁の質といった 「出会い運」 の行く末を決めるといっても過言ではありません。
ここでいう春とは、3月から5月を指しています。
出会いへのアプローチとしては、顔ぶれに変化が起こる3月と4月が1つの目安になります。ゴールデンウィーク頃からは、得た縁を育む、そこから枝葉を広げるというステップに移行します。このステップを毎春に行えている人は、人の縁を途絶えさせることなく、一年中、人脈に恵まれた生活を送れます。こうしたことを自分1人で行うのが苦手な人は、これを自然と行える人にくっ付いて、参加させてもらう形を取りますと楽かと思います。
しかるに、多くの人との出会いはあるのに、たった一人と出会うのが難しいこともありますね。
(あからさまに邪魔が入る、空回りしてショックな体験を重ねる、良縁を得るために頑張る自分をけなす自分がいる等、不思議な程にうまく運ばない場合は霊障を疑うべきですが、) 2年以上、何の出会いも変化もない場合は、縁がないというより、自ら霊的なブロックを張って縁を遠ざけているケースが殆どです。
・職業や家族に問題があり、他者をプライベートに招ける状態ではない。
・将来の夢がある。年齢的にも結婚が視野に入ってくるが、そうなった場合、夢を諦めなければならなくなる。
・今の自分らしい生活を気に入っている(変えられない、変えたくない)。
・恋愛に振り回されて、コンディションを崩すのが目に見えている。
・義務や責任が増えることに、プレッシャーがある。
・出会いを必死に求めることに、引け目を感じる。
・出会いがある時は、こちらから動かなくても、向こうからやって来るもの…etc.
こうした素直に縁を呼び込めない理由がある場合、潜在意識が御縁の訪れを恐れ、自ら退けていきます。
また最後の恋がいい形で終わっていない場合も、そのトラウマが次第に霊的ブロックを強めていき、縁を退ける理由、縁がなくても仕方がない理由、縁がない方がいい理由を沢山生み出し、求めているのに遠ざける生活になっていきます。
この傾向は主に男性にみられますが、仕事中心の生活をしている真面目な女性にもこうした面が目立ってきています。
この場合は、「縁が出来たらどうなるか?」 という考えから、「縁ができれば、それはそれで何とかなる」、「縁が出来たら、その後のことを考えよう」 という風に、オープンマインドで、一旦は受け入れのスタンスに切り変えてみるのも良いでしょう(出会い祈願をしている場合は、その祈祷効果をより一層得易くします)。
また、既婚者を対象とした某アンケートでは、結婚相手に出会った時、「この人と結婚する」 と思った人は僅かだったという面白い結果がありました。お見合い等、結婚を前提とした出会いだったとしても、始めから運命を感じて結婚している人は少数派で、その殆どは普通の印象(無関心を含む)、場合によってはマイナスの印象から始まることも少なくなかったことは、婚活中の男女に有益な情報になるかと思います。
「出会った時からこの人と結婚すると思った」 という話が多く感じられるのは、何とも思わなかった場合は話題にされないのに比べ、特別な何かがあったことは強く発信されること(聞いた側も強く記憶に残ること)、また結果論として特別な何かに結び付けられて語られるからでしょう。
大人の婚活は、急がば回れがキーワードです。
それ相応の場数を踏んでいる出会いのプロ(?)は、出会った瞬間に自分の結婚相手を直感することも可能かと思います。しかし恋愛経験が乏しく、出会いの数も少ない生活を続けていながら、ファースト・インプレッションで結婚相手を探り当てようとするのは非現実的ですし、見つけたとしても、それは単に顔や雰囲気が好みの異性を見つけたに過ぎない等、あまり信用のおけるものではないでしょう。
無駄な手間や時間を惜しむお気持ちは分かりますが、たった数時間、もしかしたらたった数分のやり取りでアリかナシかを決めるのは無謀ですから、そうした遣り方で停滞している場合は、未だに白馬の王子様を探す様な感覚があることを自覚し、自らの取り組み方を改新していくことで、守護霊からのシグナルにも気付き易くなり、見えていなかった結婚相手も見えてくるかと思います。
婚活に限らず、端的な情報やその場の感覚だけで相手に 「レッテル」 を貼ってしまう人は、ご自身の心も閉塞していきますし、縁も縮小していき、すごく狭い世界で生きることになります。良いものを選んで生きることはとても大事なことですが、良いものを選ぶ以上に、悪いものを排除する気持ちが強くなり過ぎぬ様、バランスを取っておきましょうね。
春の御縁が益々広がって、あなたの人生に多くの幸せを実らせます様に!
That's all for today...good luck !! 20130402writed