涙を流す守護霊

~From 開運コラム~


「双方(本人と相手)の守護霊同士を対面させると、涙を流し始める守護霊が多い…。」
先日のツイッター内容に興味を持って下さった方のために、今回はこの件について書きますね♪

守護霊交信&祈祷(例:2人分の縁結び)では、双方の守護霊達を引き合わせて同会させます。近頃では、状況に応じてお二人の御魂も、肉体と精神と生活に支障のない範囲で集合させる場合もあります。が、それによって守護霊や霊魂がお留守になることはありません。また、心身に不調が出る様な遣り方はしていないのでご安心下さいね。

霊交信するだけでなく、こうして2人以上の守護霊達を引き合わせることが大変なのですが、あえてこれをするには重要な理由があります。

守護霊同士が仲良くなることで、当人同士も仲良くなります。また守護霊同士が夫婦の契約を結ぶことで、当人同士も結婚の契に至るわけです。しかし、守護霊達にもそれぞれのレベル(霊格)に応じた学びや縁、相性があります。従って、守護霊同士のそりが合わない場合は、当人達も中々うまくいきません…。


この絶対前提がありますので、縁を結ぶには、守護霊同士を引き合わせて、同調させること、馴染みを良くすること、ズレを正すこと…等が必要になります。そして、引き合わせた守護霊達(御魂を含む場合もある)を無理なく一体化させるために、神霊界の光や愛のオーラ波動で包み込む霊術を施します。※但し、ケースバイケースです。それ以外の手法を取ることも当然にありますし、私の祈祷も日々進化していますので遣り方が改新されていくこともあり得ます。尚、どういう手法を取ったかはこちらの秘密事項になります。ご報告には至りませんことをご了承下さいね。


さて、守護霊が涙を流すケースには、大きく分けて2つの理由が顕著です。

まず、「愛と癒しの涙」です。
当人において、求める愛が全く得られない苦しみ、誰からも愛されていない孤独…という愛の枯渇が長期間続いている場合、その者に憑いて愛を注ぎ続けている守護霊もダウンに向かっています。その場合、祈祷中に施された神霊界の光と愛のオーラによって守護霊が愛の癒しと安堵を得、霊力を充足しますが、その際、神への信仰と忠誠によって護られたことに感謝を示しつつ、涙を流されます。

守護霊にとってこの空間は、霊界の集中治療室の様な強力なパワースポットになりますので、この機会を得るために、守護霊が私の元へとご相談者様を導いていることも多々あります。また、これによって癒されているのは守護霊だけではありません。守護霊の涙によって、当人の苦しみも流されるという間接作用もあることが分かります。

尚、当人が本当に誰からも愛されていないために、愛の枯渇に陥るのではない、という部分が重要です。
愛されていても、それに不満を抱いたり、求めている愛以外は気付かない、或いは認めない人は、当然に枯渇します。しかし、特定の人からの特別な愛に固執せず、いつも愛を感じて生きている人は、愛に溢れています。つまり、事実より当人がどう思って生きているのか?が要です。

また、守護霊が涙を流すまでの状態になっていることから、当人も尋常ではない苦しみに耐えてきたことが分かりますが、誰からも愛されていない人はいません。少なくとも、守護霊は絶対的な愛を始終注いでいます。愛に気付いて喜び、感謝するだけでも、守護霊の愛と守護のパワーは増します。それは当人に注がれますので、必然的に愛の徳を積み、愛の幸福へ導くエネルギーになります。

悲痛な苦悩と不幸に立った時、自分の守護霊は助けてくれない、自分には守護霊がいないのではないか?等と不信に思ってしまう人もいらっしゃると思いますが、それは違うと断言します。守護霊は当人の幸せのために価値ある試練を与えることはありますが、当人が誤った考えで苦しんでいる時、守護霊も同じ様に張り裂ける程の苦しみを味わっていることを知っておくとよいでしょう。


もう1つは、「過去世からの影響による涙」です。
これは、当人達が前世でも関わっていたケースと、守護霊同士が別の時空で既に関わっていたケースがあります。この場合、一方が何らかの未練や後悔や懺悔を残し、相手を探し続け、やっと正式に同会できた…という長い長い魂の旅の終着を迎えたことに対する涙と、逆に、諸事情であえて逃げていたのにカルマには逆らえず、こうして完全に曝け出す結果になったことに観念し、神と相手の霊に愚かさを恥じて反省する涙も見られます。後者の場合、ある種の安心感も伴います。もう逃げなくてもいい、という潔さと引き換えに楽を得るのでしょう。

これらは比較的、全く相手にされない片思いや、不倫のケースでよく見られます。また先程の「愛と癒しの涙」 とセットになっていることもあります。意外かもしれませんが、縁結びを望んでいた側の霊が、相手を避けたがっていた…というパターンも少なくありません。そこには前世からひきずった何らかの後ろめたさがありますが、だからこそ、その相手に向かわされるのでしょう。全ては天の秩序に基づいており、誤魔化すことは出来ないのです。

根が深い分、縁を結ぶのも複雑になりますが、祈祷を通して必要不可欠だった霊的・カルマ的順序を踏むことで、状況が変わっていく見込みはあります。弾みがつく場合もあれば、魂の目的が果たされたり許されたりして、ご依頼者様が自発的に次の恋へ向かっていく場合もあります。

どういう動機であれ、祈祷をする(受ける)こと自体に、深い霊的な意味があり、必然なのだと実感しています。
あなたとあなたの守護霊が、そして愛する人と愛する人の守護霊が、今日もこれからも幸せであります様に…!

That's all for today...good luck !!   20100603writed 

※鑑定や祈祷におけるご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


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